2018年自動車保険改定 保険料を節約するコツ
自動車保険2018年改定 保険料が安くなる?
自動車保険が、2018年1月に改定されます。
これまでは、改定ごとに保険料が上がっていました。
今回は、値下げされる傾向にあります。
保険料が安くなる人とは?
- 保険期間が2018年1月1日以降に始まる人。
2017年12月31日までに保険の開始日がある人は、以前の料率のため適用されません。
- AEB(衝突被害軽減ブレーキ)を装備している自家用乗用車で契約している人。
およそ9%割引になります。
ここで問題なのは、自動車の発売時期によって割引がわかりにくくなっていること。
発売から3年以内の自動車は、9%の割引が明記されるのでわかりやすい。
発売から3年を経過した自動車(軽乗用車を除く)は、自動車の料率クラスに組み込まれるため、わかりにくい。
※自動車の料率クラスとは
乗用車は、車両・対人・対物・傷害それぞれの危険度によって1から9までの数字で料率が決められています。
数字が大きくなるほど、危険度が高く料率も高くなります。
過去の事故の状況などを踏まえ、毎年改定されます。
同じ車種でも、年式や型式によって料率が違うことがよくありますし、前年と変わることもあります。
上の二つは、それぞれの保険会社で適用されるようです。
ほかにも、保険会社独自に割引になるような改定を行っているところもあります。
※新車割引の改定
いままで、車両保険のみが新車割引の対象だったものが、対人・対物・人身傷害や搭乗者傷害も1%から18%の割引を適用する会社があります。
2018改定の恩恵を受けるには
来年新たに車を購入し、保険を新規で契約する人。
2018年1月以降に保険の満期がやってくる人。
これらの人は間違いなく、2018年改定が適用されます。
高校を卒業して就職するお子さんを持つ方!
運転する人の年齢が若いと、保険料はびっくりするほど高いですよね。
少しでも保険料を安くするには、どうすればいいでしょうか。
- 自動車はAEB付の車を購入すること。
- 保険の開始は2018年1月1日以降にすること。
- できれば新車で購入すること。
- 両親が高い等級の保険があれば、等級を譲り受けること。
これらが、若い人でも2018年改定の恩恵を受ける最適な条件です。
※両親の高い料率の保険をお子さんに付け替え、両親は複数所有新規で7等級の新規契約にすると、トータル保険料は安くできます。
保険を更新したばかりの人は、どうすれば?
せっかく保険料が下がるかもしれないのに、先月更新したばかり。そんな方も多いと思います。
1年間無事故で過ごせば、次の年等級も上がってさらに保険料が安くなるかもしれません。
でも、もっと早く安くしたい!
そんなときは。。。。
中途更改という方法があります。
※中途更改とは
保険期間の途中で、いったん解約し、同日から新しい保険を契約することです。
1年間無事故なら、次の年に等級が上がると先ほども書きました。
中途更改をすると、それまでの期間が無事故でも、新しい契約は現在の等級で始めます。
そうすると、もとの契約で過ごした数か月分を損してしまいますね。
その場合、「通算特則」を使う無事故の期間が無駄になりません。
ただし、通算特則を適用するには条件があります。
- 元の保険期間に事故がないこと。
- 元契約の解約と新しい契約の始まりが同じ日であること。
- 新しい契約の保険料は一括で支払うこと。
などの条件を満たすと、新しい契約の終わりを、元の契約の終わりの日に設定することで、合計1年間となります。
無事故で過ごせば、翌年は等級が一つ上がります。
※解約する場合、返還保険料があるときには保険会社が払い戻しますが、未経過日数の計算によってお客様の負担が多くなる場合もあります。
できれば日にちは、元の契約に合わせるのがベターです。
例)10月15日が契約日のときは、毎月15日が保険の月の始まりなので、15日付で手続きするようにします。
※元の契約が20等級の場合は、それ以上に上がらないので通常の中途更改をします。
この手続きは、代理店などは知っていますが、契約者からの申し出で行うものですから、積極的にすすめることはありません。
こうすればお得なのに!と、わかってはいても言えないんです。
だから、こっそりここで言いました!
来年、保険料を安くしたいと思ったら、今の保険を契約している会社、代理店に申し出てみてください。


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