光回線で思うこと
光回線で思うこと
光回線に変えた人が自宅付近でも増えてきた。
自宅にいると一週間に数回、「光にしませんか?」
「光も安くなりました」と電話がかかってきます。
確かに多少のストレスを感じてはいたけれど、すぐに光に乗り換えるほどの不便さや必要性は感じていなかった。それに、光にする工事が面倒に感じていた。
雑然とした部屋も他人に見せられる程度に部屋を片付けておかなくてはならないし、場合によっては工事の日に仕事を休まなければならないかと思うと、腰はさらに重くなる。
しかし、無線にはしたいと思っていた。
先日、何気なく電機店をのぞいていて、意外に安く無線にできることを知ってその気になった。
ところが、店員さんと話しているうちに、光にすると衝動的に決めてしまった。
もちろんオマケ的な割引があることが大きな理由ではある。
「必ず必要ではないけれど、あったらいいな」の光回線と、「必ず必要ではないけど、ちょっと欲しいな」の小さめノートパソコン。
この二つの潜在的な欲求が自分の中にあったのだ。
そして、毎月の支払い総額は今と変わらないか、あるいは多少安くなるのだ。
それが、「ゼロ円パソコン」という割引を使ったオマケで、一気に「じゃ~換えちゃうか!」となったのである。
今日、この一連の自分の心の動きを文字にしていたら、保険の見直しを考えている人にも通じるものがあると感じた。
今の保険に「これで大丈夫かな?」と不安はあっても、とりあえず今は元気だし、なにかあっても保障があるから大丈夫…たぶん。
「テレビで新しい保険商品が安いと言ってるけど、手続きとか面倒だし。」
「結局どれも同じなんじゃないの?」などがよく聞くしないいいわけだ。
でも、例えばお金が戻ってくることを期待して(積み立て目的で)加入した保険が、実は掛け捨て部分が多いということはよくある話。
私の息子の学資保険を見て、保障がないからと設計してくれた、ある国内生保の女性は、90%以上が掛け捨てとなる保険を持ってきた。
子供が亡くなって親に1000万円支払われる掛け捨て保険になんて私は入りません。
それは、私が望んでいない商品だからです。
親が子供に望むのは、健康でいてくれることです。
そして、成長後に必要になる学資をゼロ歳から貯めてきたのですから。
子供のために親が考えるのは、将来困らないように…ということ。
相手が何のために「それ」をしている(見ている)かを考えれば、潜在的な欲求に近づけるかもしれません。
それができれば、「換えちゃうか~」と心を動かせるものをみつけられるかもしれません。