自動車保険節約のコツ、保険屋さんはどんな保険に入ってる?
自動車保険の節約
自動車保険料が上がる!?
2013年、各社実施時期は違いますが、自動車保険の料率が改定されます。
簡単にいうと、事故を起こして保険金を受け取るとノンフリート等級が下がりますが、この等級が事故アリと事故ナシの2段階になります。
同じ等級でも、事故アリの等級は事故ナシよりも高い料率で計算されることになります。
そして、3等級ダウン事故の場合は3年間、1等級ダウン事故の場合は1年間適用されます。
ですから、これからはまず第一に安全運転することが最大の節約になることを忘れないでください。
自動車保険の節約術
自動車保険の目的は、自賠責保険で払いきれない賠償を補うことが最大の目的です。
それは、他人に対してのものです。
- 対人賠償
これは、他人に怪我を負わせたり、死亡させてしまったときに相手に対して支払われます。
- 対物賠償
相手の車だけでなく、事故によって壊してしまったさまざまな物の損害に対する賠償金です。
これらは、高額な賠償金が必要になる場合もありますから、無制限で加入する人がほとんどです。
ここは削るべきではありません。
私の場合
もちろん、対人・対物は無制限です。
対物免責もゼロにしています。
- 人身傷害保険
契約している車に乗っている同乗者が、事故で怪我をしたり死亡したときに支払われます。
最低保険金額は3,000万円で、無制限までかけることができます。
3,000万円と5,000万円では保険料に大きな差はありません。
それぞれの状況によって金額を決めるとよいでしょう。
生命保険で死亡保障がしっかりしている場合には、その分を考慮することもできます。
契約している車に乗っているときだけ補償されるものと、電車や自転車など、交通機関に乗っているときも補償されるタイプとあります。
車外で補償される契約の場合
自動車との接触による怪我に改定される会社もあります。
契約している車にのっているときだけ補償するように限定することで保険料を抑えることができます。
(以下、特約の名称や補償内容などは、それぞれの保険会社でご確認ください)
私の場合
自分の車に乗っていないときでも補償されるタイプに3,000万円です。
多少の生命保険にも加入していますし。
車外でも補償されるので、自転車やバス・電車・歩行中の交通事故にも対応できます。
下宿している子供(別居している未婚の子)まで補償されるので、安心です。
- 車両保険
自分の車の損害について補償する保険です。
フルカバータイプと、自損事故や盗難については補償されない限定タイプがあり、保険料は車両保険ナシの保険を1とすると、限定タイプで1.5倍、フルカバータイプで2倍になります。
免責を設定することで保険料を抑えることができます。
通常は一回目は免責0、二回目は免責10万円(回数は1年間に起きた事故の回数)で計算することが多いですが、一回目5万円、2回目5万円にするほうが、保険料は抑えられます。
車両保険に免責をつけると、事故に遭ったときにいつでも自己負担があるように感じますね?
相手がいる事故のとき、お互いの過失割合によって保険金を支払い合います。
もし自分が常に免責を5万円つけていたとします。
相手からの保険金が5万円を上回るとき、その保険金はまず免責分を埋めてくれるので、実質自己負担はなくなります。
相手のいない事故や当て逃げ、自損事故の場合には免責金額分は自己負担になります。
来年から、保険を使うと保険料も上がることですし、5万円までは保険を使わないと最初から決めてしまうのも手ですね。
新車をローンで購入した場合、全損して買い替えが必要になった場合、二重ローンになってしまうことがありますから、新車割引や、エコカー割引などがありますから、せめてローンが終わるまでは車両保険に加入した方がいいと思います。
修理や買い替えは自分でする!という人は、車両保険をつけたつもりで毎月貯金をしておくといいですね。
私の場合
車両保険をつけていません。
7年くらい乗っていますし、ローンもありません。
万が一、事故などで修理費用が必要になったときには、
その金額によっては買い替えをするつもりです。
車両保険をつけないことをススメるわけではありませんが、
考え方のひとつとしてご紹介しました。
2013年3月、車両保険をつけました。
息子が通学にバイクを使用していたので、
- ファミリーバイクの特約(対人・対物に対して契約した自動車と同じ補償が得られる)
- 人身傷害つき(バイクに乗っていて起こった事故によるケガの補償が得られる)
の特約を外して、フルカバータイプの車両保険を上限いっぱいでつけました。
8年乗っている軽乗用車で80万円です。
他に、全損になったときの買い替え費用の特約をつけました。
これでも、バイクの特約をつけていたときより数百円安くなりました。
車両保険はつけない選択肢もありますが、教育費がまだまだかかるので、もしも車の修理や買い替えが必要になったときに、多額のお金を用意したり、ローンを組むことに不安があるからです。
それに、近年異常気象による災害で、水没したり、破損する車を多く見ます。
茨城県つくば市での竜巻や、爆弾低気圧、ゲリラ雷雨などの急な増水などの天災にも、車両保険をつけていれば安心です。
車がないとどこにも行かれないところに住んでいますから、やっと車両保険がつけられてホッとしています。
- 弁護士費用特約
最近増えているのが、任意保険に加入せずに運転していて事故を起こすケース。
また、自分にまったく過失がない場合。
このようなときには、保険会社はお手上げです。
保険に加入していなくても、賠償してくれる人はいいでしょうが、そのような人はえてして連絡がとれなくなったりするものです。
また、自分に過失がない場合には、保険会社は動いてくれません。
(車両保険や人身傷害に関することは対応します)
そんなときに、弁護士費用保険特約があると、弁護士を立てて対応することができます。(300万円限度)
世知辛い世の中ですから、これはぜひ、つけておいたほうがいいですよ。
私の場合
弁護士費用はつけています。
相手が理不尽なことを言ってきたり、無保険だった場合に、法にのっとった方法はとても有効だからです。
これは、一家で一契約でいいので、ぜひおススメします。
- その他の特約
自動で付帯するものでも、外すことで保険料が抑えられるものもありますから、見積もりはよくチェックしましょう。
- 財物損害補償特約
車に積載中の個人所有の動産に損害があったときに支払われる保険です。
これは、高価なものを常に積んでいない場合には不要ではないかと思います。
私の場合
不要なものは乗せないので、つけていません。
ゴルフバックなど高価なものを常に積んでいる方におススメしています。
- 代車費用特約
車検などで懇意にしている修理工場などで、代車を無償で貸してくれる場合があります。
と、いうより、そのような修理工場とお付き合いしていれば不要ですね。
私の場合
いつもお世話になったいる修理工場が、車検や修理の時には代車を無料で貸してくれるので代車費用はつけていません。
- 人身傷害諸費用特約
人身傷害保険が支払われるとき、「差額ベッド」や「ペット預け入れ費用」などが支払われる特約ですが、必要がなければ削れますね。
そのほか、見積もりに書いてある特約については、その必要性をよく聞いて見るといいでしょう。
あなたの担当の人が、今までに携わった顧客で必要に感じ方かどうかを説明してくれるでしょう。
契約は長期で!
あなたは、自動車保険の期間は何年で契約していますか?
自動車保険は個人の場合、3年の長期契約ができます。
長期契約は約3%の割引になります。
そして、長期契約のメリットは
- 事故を起こして等級が下がるのは、次回更改した契約から。
1年契約では、翌年等級が下がり、保険料も上がりますが、長期の場合にはその期間内は保険料が上がりません。
20等級で契約した人が3等級ダウンする事故を起こした場合
1年契約の人は、翌年17等級になります。
3年契約の人は、3等級ダウンしますが契約期間中に等級も進むため、実際には19等級になります。
最近、保険会社は長期契約ではなく、1年ごとの契約にするようにと代理店に働きかけています。
いずれは改定されて長期の契約ができなくなることも考えられますが、今のところは3年で契約することをおすすめします。
お客様の意向が第一なのですから、3年で契約できる間はしたほうが絶対にお得です。
特に、免許を取得したばかりのお子様がいるご家庭では特に!です。
長期契約ですと、期間内にゴールド免許になったときに自動的に割引を適用することはできない場合が多いので、現在ゴールド以外の免許の方が、書き換えでゴールド免許になったときには、中途更改をすることでゴールド免許割引を適用することができます。
このとき、年度の途中になるためその年の等級のまま一年が始まります。
20等級の方は良いですが、等級の低い方、また、事故によって等級が下がる方は、かえって保険料が上がってしまうこともありますので、まずは代理店で保険料の計算をしてから考えましょう。
また、一番若い運転する人が、年齢条件による割引が適用される年齢になった時にも変更してもらってください。
このようなことを代理店から連絡してくれる、親切な方とお付き合いしている場合はいいですが、そうでない方も多いようです。
手続きは電話でもできますから、当てはまるかたは相談してみてください。
私の場合
もちろん、3年契約です。
年齢条件はすぐには変わることはないですが、割引になるポイントを押さえておくことが大切ですよ!
保険料の支払い方法で節約する!
保険料の支払い方法には、一時払い(保険期間の保険料を一括で支払う)・年払い(一年ずつ支払う)・月払い(毎月支払う)の三つの方法があります。
月払いの場合は分割割り増しで5%高くなります。
一番お得なのは、一時払いです。
ただ、場合によっては高額になるために年払いにするのがオススメです。
例えば、ボーナス時期に次年度の保険料をプールしておいて、次の契約から年払いに変えることもできます。
通常は、更改時に支払い方法を変えるのが簡単ですが、長期契約の場合には翌年の保険の始期日に合わせて、内容を変更することができます。
代理店にとっては手数料が発生するわけでもなく、手間仕事ではありますが、そうゆう申し出にも速やかに対応してくれる代理店とお付き合いすることが、節約にもつながりますし、いざ事故に遭ったときにも頼れるのではないかと思います。
私の場合
残念ながら、月払いです(笑)。
できれば年払いに変えたいところですが、教育費にもお金がかかるじきですので今はこのままです。
クレジット払いに変更して、カードのポイントを貯めることを検討しています。
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