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浸水被害、保険は適用される?


火災保険 水災は必要?

火災保険の保険料を抑えるために、水災をはずす方法があります。

戸建て住宅の場合、確かに保険料は安くなります。

火災保険は、あなたの財産を守る大切な保険。

もう一度必要性について考えてみましょう。



水災事故の例

台風やゲリラ雷雨で近くの川が氾濫

  • 平成27年9月、茨城県の鬼怒川が台風18号の影響で堤防が決壊。
    民家が押し流される映像が記憶に残る方も多いでしょう。
  • 平成29年7月、九州北部の豪雨による、川の氾濫や土砂崩れ。

各地で大規模な水害事故が発生しています。

川の氾濫で、家屋への浸水による被害は、水災の補償をつけていないと補償されません。

土砂崩れやがけ崩れによる被害も、水災で補償されます。

都市部では都市型水害も増加
都市部のゲリラ雷雨では、1時間あたりの降水量が50mmを超える激しい雨が増加している。
突然の大雨に、行き場を失った下水があふれ、道路が冠水するニュースも。

近くに川や崖などがなくても、あなたの家が水の被害を受けることがあるのです。

そして、近年は異常気象の影響によって50mm以上の雨が降った回数はますます増加傾向にあります。

家屋が浸水したら?

家屋が浸水したとき、元通りに修繕するのにいくらかかるのでしょう。

泥や水をかき出し、乾燥させ、消毒をする。
床上浸水ともなれば、床板や畳、カーペットはもちろん、壁やドアなども修理や張替えが必要になるかもしれません。
電気配線などにも影響があるでしょう。

断熱材が浸水したら、カビや腐食の原因になるため取り替えることも必要なのだそうです。

家の広さなどで変わりますが、数百万円はかかってしまうでしょう。

行政などから補助があっても、すべてをまかなうことはできないかもしれません。

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水災の保険が支払われるには

火災保険で水災保険金が支払われるのは、

  • 保険金額(協定再調達価格)の30%以上の損害があったとき
  • 床上浸水になったとき
  • 地盤面から45cmを超える浸水のあったとき
    津波による浸水は地震保険に加入していないと補償されません。

被害は建物だけではありません!

万一、浸水被害があったとき、その被害は建物だけではありません。
家具や衣類、そのほか家財道具の被害も考えられます。
火災保険は建物だけでなく、家財も対象に契約することができますから、あわせて検討することをおすすめします。

被害にあってからでは遅い!

「家は高台にあるから大丈夫」
 ⇒がけ崩れがあったら?

「川から離れているから大丈夫」
 ⇒周りより、地盤が低くなっていませんか?

「マンションだから大丈夫」
 ⇒雨水の排水はしっかりしてますか?

「洪水や氾濫なんて起きたことないから大丈夫」
 ⇒ほんとに大丈夫???

ぜひ、お住まいの市町村のハザードマップを確認してください。

水災の補償を追加しても、保険料を抑えるには。

水災の補償をつけると、保険料が上がってしまいます。
でも、万一の被害を考えると、補償は欲しいという場合。

免責金額(自己負担)を設定すると、保険料が抑えられます。

免責金額は、すべての補償に設定することになります。

保険会社によって、0万円から、3万、5万、7万、10万円まで設定できます。

事故の際は、免責金額が差し引かれて支払われますので、注意が必要です。


まとめ

  • 火災保険は水災をはずすと安くなるが、水の被害では補償されない。
  • 川や崖がなくても、水害は起こる。
  • 都市部では、半地下の物件もあるので要注意。
  • ハザードマップで危険度を再確認
  • 免責(自己負担額)を設定することで、保険料を抑えることもできるが、事故の際は自己負担額が差し引かれるので注意。

少しでも不安があるときは、とりあえず見積もりだけでもしてみてください。


これから、台風が多くなる季節。

急な夕立やゲリラ雷雨で被害にあう前に。
「保険はあなたの財産を守るおまもり」です。



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