赤ちゃんの保険、医療保険、学資保険
赤ちゃんが待ち遠しい方へ
待ち望んだ赤ちゃんが誕生するのを、楽しみにしている方。
おめでとうございます。
産まれたら、大変なこともたくさんあるけれど、それらを上回るほどの喜びや、幸せがまっています。
妊婦さんは、体調が悪い日もあるでしょうが頑張ってくださいね。
※私は、産まれてから数か月は、夜泣きや育児の疲れから、「もう一度お腹に戻って!」と何度も思いました。(笑)
さて、赤ちゃんが産まれるとなると、パパさん、ママさんはお子さんの将来についても漠然と考えると思います。
保険を扱う仕事をしている私から、少しお話をさせてください。
医療保険は一日でも早く入ろう!
医療保険は、0歳から入れます。また、保険料は年齢によって変わりますから、少しでも若いうちにい入ったほうが、保険料は安く済みます。
赤ちゃんのうちからはいいんじゃない?
そう思いますか?
保険は、健康なうちに加入するのが基本です。
もし、赤ちゃんが1歳で喘息などの持病が見つかったとしたら?
それ以前に加入していれば、その持病も保障されます。
持病が見つかった(診断を受けた)後では、保険に入れなかったり、「その持病については保証しない」などの制限を受けることがあります。
産まれたばかりで、持病もなく保険料も安いうちに加入するのが、一番の節約になります。
赤ちゃんは医療費がかからないのに?
市町村によってその期間に差がありますが、赤ちゃんのうちは医療費がかからない場合がほとんどです。
でも、外遊びをするようになって、ケガをしたり感染性の病気にかかって入院をすることがあるかもしれません。
赤ちゃんの治療費は福祉でカバーできたとしても、付き添いのママさんの交通費(専門医にかかるとき、近くに専門の医療機関があるとは限りません)や滞在費、他の兄弟を預ける費用など、様々な出費が考えられます。
そんな時、医療保険に加入していればその費用をカバーできます。
急な出費に動じない資産がある方はいいですが、そうではない方は、毎月少しずつ対策をしてみてはどうでしょう。
教育資金はどう貯める?
お子さんの教育資金の準備も始めましょう。
学校を全部公立に通ったとしても、小学校入学時には机やランドセルなどが必要です。
中学や高校になると、制服や指定のジャージ、部活やクラブで使う道具やユニフォームなど、まとまった金額が必要になります。
学資保険に加入していれば、それぞれの入学時などに祝い金が支払われるタイプもあります。
その都度うけとってもいいし、据え置いて大学入学時などにまとめて充てることもできます。
大学入学には、下宿を借りるかもしれません。
実際、我が家の子供たちは、自宅を離れたために、入学金のほかに、アパート入居費用も必要でした。
入学金や、入居費用は早めに必要になるので、それまでの祝い金を充てることができました。
大黒柱である、パパさんに万一のことがあったときに、育英年金として年間100万円を受け取れるタイプにしていました。
幸い、元気に過ごしたので、こちらは掛け捨てた感じですが、保険ってそもそも、そういうリスクのためにあるので、安心料というところでしょうか。
下の子供も大学を卒業したので、最後の支払いである満期金は受け取らずに据え置いています。
受け取って、銀行に預けるよりも率がいいので、必要になるか据え置き期間が終わるまで寝かせておくことにしました。
学資保険も、なるべく早く加入の検討をしてくださいね。
パパさんの年齢や、保険料を支払う期間などで、保険料が変わってきます。
学資保険は、18歳までや、22歳まで保険会社によって様々です。
また、兄弟で加入できるものも、以前はありました。
是非、最新の商品をいろいろ見て、それぞれのご家庭に合った教育資金作りをみつけてくださいね。
パパとママの保障は大丈夫?
パパさんの保険については、家族が増えることで見直しが必要になるかもしれません。
でも、サラリーマンの方でしたら、自分で備えるものと、公的機関や会社から補償されるもののバランスを見て見直しをしてください。
意外と盲点なのが、ママさんの保険です。
パパさんの保険に「おまけ」のように医療保障だけをつけている方が多くいます。
1日入院した時の金額をもう一度確かめてください。
ママさんがもし入院したとき、医療費だけでなく、赤ちゃんのお世話や家のこと、家族の身の回りのことを手伝ってくれる人は近くにいますか?
いない場合は、ヘルパーさんや、一時保育などを利用するかもしれません。
医療保険の金額を少し見直して多くするか、万一の緊急出費のための貯金を始めるなど、是非対策を立ててください。
赤ちゃんが産まれるまでに
赤ちゃんを楽しみに待っている時間だからこそ、ゆっくり検討できると思います。
保険はお守りです。
万一の備えは、なんでもない日に是非考えてくださいね。
